「トウェンティ」と合わせてこちらも購入しました。気になったものを挙げてゆくと、
Muliplicatiojn
コインの分裂、特に三枚目、四枚目の分裂がビジュアルな方法を使っていて関心してしまいました。コインマジックはあまり得意ではありませんがこれは練習する意欲を掻き立てられます。
ここから好きな四枚を使う手順に移行していけるので覚えておくと便利です。
V.V
トウェンティに収録されているものと似ていますがこちらのほうが現象がスッキリまとまっていて易しく出来るので良いと思います。
More Discrepancies
三枚の予言のカードと客がストップをかけたカードのフォーオブアカインドが揃います。セットが必要ないですし、ここから次のマジックに繋げていくのは賢い。
Cardportation
とびきりビジュアルなカードアクロス、カードアクロスは見えない飛行をしますがこちらは見える飛行をします。客受けがしそうなマジックです。
Ring Thing I
客から借りた指輪で出来る小ネタ。
基本技法だけで出来ますので早速演技してみたところ好評でした。ミスディレクションの練習に最適かと思います。
Ring Thing Ⅱ
上記の手順のハイレベルバージョン。現象も強烈になっています。
Card to Box
ピークして覚えてもらったカードがカードケースから出てきます。スチールが綺麗で、「どうせスティールするんだろ」という視線で見ていても感動してしまいます。
他ではあまり解説されていないテクニックもあって面白いです。上級者マジックDVDにありがちなあっさりした解説はなく通常の解説メニューに加え、ガストンの視線からみた解説メニューと二種類解説されていてわかりやすいです。こういった客を目の前にした技を覚えたいものです。
日本人が最も使うやり方でフォールスシャッフルするので混ぜ方は疑われにくいですし、それにスプリングの動作が加わることによってより錯覚を引き起こさせているのですが、練習で完璧にマスターしたつもりでもいざ人前で見せるとなると「あの動作」で手が震えてしまい素人相手でもバレやすいです(私が不器用なだけかもしれませんが)。
商品紹介にフォールスシャッフル、カットの知識が必要と書いてありますが、個人的にトライアンフの手順でヘインシュタインを三回すれば十分だと思います。
パケットの噛み合わせ方も外側から行う方法、内側から行う方法、パケットを平行に噛み合わす方法(私は普段、これを使っています)と三種類あり、シャッフルも二回で順番も崩さない方法、一回のシャッフルのみで順番を壊さない方法とバリエーションも学べます。トライアンフも自分の好きなコントロールの方法(できる前提で解説されています)を好きに組み合わせて行えばビジュアルですしマスターする価値は十分にあると思います。
最後にこれを思いついたカール・へインはすごいなぁと思いました。
簡単にできて誰もが不思議がってくれます。「もう一度やって」と言われても普通はしませんが、これは2回ぐらいはしています。セカンドバックに入れておけば重宝しそうです。
できれば、魅せる演技の仕方を紹介してくれればもっと神秘的にできそうなのですが。
勇気ある購入者のひとりです。やはり見ずに現象を読んだだけではあまり衝撃を感じませんでした。また、残念ながら実演もしていません。
何故なら送られてきたギミックに気遣いがないようで、とても演技をする気になれなかったからです(キックバックそのものへの評価とは違います)。
ただし、ギミックを使わない手順は勉強にもなりますし、面白いので十分練習してから実演してみたいと思います。
動画を見て不思議でしたが、ギミックはそれほどでもないだろうと思ってました。
ところがギミックを見て「う~ん」、良くここまで考えたものだ。本当に良くできた商品です。
私のような初心者にもすぐできますし、どこででも手軽にできるので、これはお勧めですね。
ただ、「これで確率は1/2」が最初は上手くできなかったので少々ギミックに手を入れました。
まぁ、ちょっと練習すれば必要なかったので減点はなしです。
紹介文どおり、複雑なハンドリングや、無理な動作はなくなっている。
しかし、フェアさも損なわれているし、おかげで現象が弱くなっている。
しかも最後の数字のコールの部分では、10~Kを選べない。
演技も間延びしてしまっているため、レパートリーにはくわえにくいと思う。
倒れるまでにやたら時間のかかる場合もあるし、上手く立てかけないと倒れない場合もあります。
水平の取れた綺麗なテーブルならいいでしょうが、少し斜めになってたりすると失敗したりします。
全て道具がやってくれますがそれほど簡単とは思えません。
・お札の穴
ギャグで面白いですが、本物のお札を手品用に加工するのに抵抗があります。
・藤原邦恭 「シルク」
ステージで演じる方にはよいと思います。
・ゆうきとも 「3枚のカードの予言」
昔からある方法です。素人さん相手でもばれるような気がしますが・・・
・岸本道明 「ロープ」
伸びるロープです。簡単に作れます。
・山下裕司 「カードボックスとピストル」
カードボックスを使ったカード当てです。この手順が一番面白かったです。
・HIRO・SAKAI 「ブックテスト」「ロープの輪」
どんな雑誌でもできるブックテスト。これ目当てで購入したのですが100パーセント成功するやり方ではありません。
ロープの輪は観客と一緒に遊べるパズルです。
目当てのブックテストが非常に微妙だったのでがっかりしました。面白い手順もあるのですがあまり演じたいと思うようなものはありませんでした。
動画の方が、光の加減でかなりくっきりと普通のカードにはあり得ない現象が起こっている(勿論タネに直結する部分)ので、動画を撮り直した方が良いと思いますよ?これでは初めてこの動画を見た人で勘の良いノンマジシャン等だったらある程度推測されてしまうと思うのですが。
Vランクカード自体は他の方も書かれていますが演じていて楽しいですし、斬新なアイデアです。
が市販のブランクカード、ダブルブランクでは出来ない(出来にくい)点と若干カードがテカテカするので地味に疑われやすいです。
個人的にはあまり気軽に出来る物ではないですね。
復刻版シリーズの中でもこれは別格ですね。
買わなきゃ損です。安すぎます。
英語の発音が結構汚いのと、ロープのルーティンで映像が見づらいですが、値段を考えば大したことありません。
良い刺激にはなります。
ただ実用的かどうかを問われると、うーん・・・といった感じです。
TRIUMPHANTのギミックとKICK TO THE HEADのハンドリングは面白かったです。
どれも良い作品ばかり。
やや複雑な手順のトリックもありますが、原案となっているトリックに比べればシンプルになっています。
必ず、取り入れたいトリックが見つかるはずですよ。
新しい刺激を求めている方にオススメです。
Anniversary Salsaはハンドリングも無理がなく、非常に良いトリックだと思います。
結構前から持っているDVDですが、内容は濃く、マニアにはかなり食いつくものも多いと思います。
このDVDを見てマジックをモノにするというよりは遥かに使われている技法を視聴者がまた考え、練習し自分好みのやり方にアレンジする方(それをやろうと思わせる威力)が他のDVDに比べ段違いに多いと思います。
それに比例するかのようにレベルも高いです。
ワンハンドボトムパームやカル、堂々とクラシックパス等できるレベル前提に解説されていきますので、初心者の方はまず他のDVDで学んでからというのが無難でしょう。
また、All playが三巻全てにあるので観賞用にもってこいなのがよかったです。
見せ方も凝っていて、人によってはカメラが変わりすぎ等あるかもしれませんが、演技、解説等見る側を飽きさせない配慮はされていると思います。
個人的にはドリブルして乱雑に落ちたデックの状態でボトムディールができるこの方はすごいなぁと思いましたw
後、動画にもあるStroke Changeですが個人的にはかなり好きなチェンジの一つになっています。
フレンチドロップさんで発売されている「SURFACED」も自分は持っていますが、あのDVDに5600円だすのならこっちのディスク1枚の方が断然得(という言い方はおかしいですが)だとおもいます。
事実SURFACEDよりStroke Changeのほうがキレイで良かったというのも自分の回りからはよく聞くので。
ずれましたがDVDの出来自体はそういう中級車~マニア以上の方が見れば十分に値段以上に楽しめるDVDだと思います。
ただレベルの問題で☆をマイナス1といたしまして4つで。