『ロンドン・コレクション』の大好評を受けて1999年に製作されたレクチャービデオです。
『ロンドン・コレクション』ではスライト・オブ・ハンドが前面に出ていましたが、本作はむしろ知性が際立つ作品集になっています。手口の狡猾さと構成のうまさで最高級の現象を作り上げます。もちろんスライトも使いますが、トリッキーな物はありません。現場向きの実用的な作品が揃っています。
DVD版の特典として、ギャンブリング・ルーティンの強化案を中心に80分に及ぶ映像が追加されています。
こちらも文句なしの名盤です。
こちらはスクリプトマヌーヴァ社・ダウンロード動画です。通常のダウンロード動画とシステムが異なります。詳しくは【ご購入に関しまして】をご覧ください。
トラベラーズ
デックに入れた4枚のAが4つポケットへ移動します。ノーチャンスにしか見えないトラベラーズです。上の動画をご覧ください。
ギャンブリング・ルーティン
少ない技術で最高の効果を達成するギャンブリングデモンストレーション。
カサンドラ・クアンダリー
デックからスペードの抜き出して封筒に入れます。フタを糊付けしてから封筒にサインをしてもらいます。残ったデックから消去法で1枚に絞っていってもらいます。封筒を開けてもらうと中のカードが消えています。絞り込まれた1枚がスペードの7になっています。
エース・アセンブリ
4枚のAの上に3枚ずつカードを配ります。スペードのAのパケットを胸ポケットに差し、残りのパケットからAを1枚ずつ消していきます。スペードのAのところにAが集まります。次の瞬間、Aはまた4つのパケットに散らばります。ディスプレイが極めてクリーンなバックファイアエースアセンブリです。
カード・アンダー・ザ・ボックス
3人にカードを選んでもらいデックに戻します。1枚のカードがカードケースの下に。しかし、これは観客のカードではありません。手渡しておまじないをかけると観客のカードに変わります。カードケースの下を見るとまた1枚のカードが、今度は観客のカードです。カードケースを開けると中に1枚。これが最後の観客のカードです。
ア・カード・アット・エニー・ナンバー
サインしてもらったカードをデックに戻し、どこに行ったかわからないようにしてもらいます。ここから観客が言った枚数目からサインドカードが出てきます。いろんなマジックに応用できるすごい原理が使われています。
リフォーメーション演技のみ
4つに破ったカードが一片ずつつながっていく伝説のカード復活。
コメンタリ—
ギャンブリング・ルーティンへの追加アイディアを多数収録。他にも追加作品としてストーリーテリング形式で行う4枚のモンテ「モントゴメリー」、準備が多かったカサンドラ・クアンダリーをライトに演じられるようにした「カサンドラ」を収録しています。