いつもの奇術探究クオリティー、実用的です。
なかでもトリプル・ツインズはジェミニ・ツインズの二組から三組にグレードアップしたもので、簡単で仕込みもなくとてもクリーンで便利です。
The Catcher in the Lieはよくある原理で、知らない人には勉強になると思います。
減点したのはいくつか理由があります。
まず、本日限定のマジックに期待して購入したのですが子のマジックには大きな制限があります。これを詳しく言うとタネがばれそうなので言えませんが、セルフワーキングは手軽さが売りなのにいつでも演じることができる訳ではないのは致命的です。
次に、この冊子は値段が高いです。
ほかの奇術探究シリーズはそうでもないですが、セルフワーキングについて焦点を当てるとほかにも良質、安価でもっとたくさんトリックを扱った作品集はいっぱいあります。
例えばセルフワーキングマジック事典(2980円・37手順)がありますしDVDにもたくさんあります。
内容もそちらのほうが優れていると個人的には思います。
その中でこの手順の収録数でこの値段だと買い手としてはとても損している気分になります。
持ってない人はセルフワーキングマジック事典を買うことをお勧めします。