というタイトルを書かせていただきましたが、本当にそんな現象を生み出す事が可能です。
そしてこのマジックの醍醐味は物語を作る過程です。
お子さんや女性など、割とファンタジー物が好きそうなお客様を相手に演じるとウケが良いようにも思えました。
DVDの手順にも抜かりが無く、短時間で習得する事が出来ました。
こんな名作にレビューがないというのも何なので、私が書かせていただきます。
最高の輪ゴムマジックです。特に、子供さんには鉄板ネタです。解説が詳しいので、英語がまるで分からなくても、真似しているだけでできるようになります。もっとも、途中で丁寧にも手の裏側を見せてくれる部分で、うかつにも混乱してしまいましたが(笑)。
これだけファンタジックなマジックですから、「こうすると輪ゴムで星ができますが、こうしてこうすると」など、手順の説明をしているだけのトークはつまらない。自分なりの物語をつけて、子供達を楽しませてあげましょう。私は以下のようなストーリーをつけて演じています。
昔、遠い国に仲がよい男の子と女の子がいました(2色の輪ゴムを示す)。ある日女の子は重い病気にかかってしまい、男の子は女の子のためにお星様に一生懸命祈りました(1回目の星登場)。ある日男の子が窓の外を見ると、お星様がいつもより大きく輝いています(2回目の二重の星登場)。男の子が外に出ると、なんと空からお星様が降りて来ていたのです(星型輪ゴム登場)。お星様は男の子の願い通り女の子の病気を治してくれて、2人はまた、仲良く遊ぶことができるようになりました(相手の掌に星の輪ゴム落とす)。
気軽に見せるのではなく、ここぞという場面で、大切に演じてください。相手が子供さんであれば、きっと一生心に残るマジックになるでしょう。