全てをマジックに捧げた日本を代表する若手奇術研究家。
レクチャーではマジック理論の礎となったアスカニオの理論書である「アスカニオのマジック」を歴史的背景から読み解きます。
Escuela Magica de Madrid(EMM)が設立された経緯やその後のスペインマジック界における役割、
Fred Kapsとの関わり、アスカニオの理論を5つの領域などを解説し、
アスカニオの後の世代がもたらした理論的発展についても触れます。
後半ではマジック全体の構成ではなく技法単位の効率性、安定性、自然さなどにフォーカスを当て
技法そのものの良し悪しと技法を習得する際の考え方について解説されます。
実際に練習するパートがございますのでデック1つとコイン4枚をご持参ください。
往年のマニアにもこれからマジックの理論を学びたいという方にもお楽しみいただけるレクチャーです。
情報量が多く4時間ぎっしり詰まったレクチャーです。余すことなく学んでいただきたいのでレクチャー中はいつでも気軽にご質問ください。
アスカニオから現代まで続く奇術研究の最先端に触れてみてください。
解説される手順
・Pick off Pip
3のカードの真ん中のPipが取れて、元に戻ります。
Vernonが発表した2つのバリエーションから原案の狙いを探りつつ、現実に演じやすい手法を探ったもの。
セットアップの方法(カル)も解説します。
・Toss Cut Aces
Al LeechのA Faulty Cut(カードカレッジではToss Cut)を応用したカッティングジエーセスのハンドリング。
ゲットレディの隠し方と、マットのエリア分割とそれによる効果を紹介します。
・Coin Through the Table
4枚のコインを使う手順。Benzaisのルーティンがベースです。
技法的にやることが多い手品をどう処理するかについて話します。
・Cylinder & Signature
サイン付きコインで行うシリンダー&コインズ。
クリエイターとしてDVD「スプラウト」や書籍「Coinlang.」、「Progress Principle」などの作品集を発表している。 マジックに対する貪欲で真摯な姿勢から様々な資料を漁り、その知識に裏付けされたレビューは的確であり人気を博している。 現在はマジックショップMAJIONに勤めつつ奇術研究を続けている。
■日時:2024年 1月21日(日) 14:00~18:00(開場:13:30)
■場所:なんばカルチャービル 5F 会議室
〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中1-18-8
地下鉄御堂筋線なんば駅 5番出口より徒歩1分
■料金:8,000円(税込)
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