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ユーザーレビュー

松葉カニ太郎さんが書き込んだ商品レビュー


 厳しいようですが、一言でいうなら価格が高すぎます。正直言って6,000円位が妥当な価格ではないでしょうか。これで12,000円取るのって感じです。これだけの値段をとるんだから、消費者としては、もっと優れた品物を期待したのですが・・・
 
 確かに箱としては上品で、高級感はあります。ボックスが2重構造になっているのですが、この価格を取るなら、ロックが付くなど、もう少しかゆいところに手が届いてほしいです。これではお客さんにボックスを触られると困ります。それとも私が期待し過ぎているのでしょうか。
 
 私はかねがね「マインドパワーデック」や「デミニッシングリターンズ」などの完全なトリックデックを使用するために、クリーンなデックスイッチができたらいいなと思ってこの商品を購入しました。もしこの欲求を満たしてくれるなら、この価格でも惜しくないと思って買ったのですが、微妙なところです。私はプレモニションよりもこのボックス目当てで購入したのですが、うーんって感じです。
 
 プレモニション自体は、名作というだけあって、現象はおもしろいです。かなり大胆な仕掛けですが、人間の先入観をうまく突いています。ただマジックは進化してますから、最新鋭の予言マジックと比べるとどうでしょうか。「ブレインウェーブデック」が1,500円で、豪華な箱付きとはいえ、なんでこれが12,000円なのって感じですね。商品自体は悪くないですが、商品価値と価格がマッチしていません。

ザ・ブレイド
お札切りの傑作マジック
星

ザ・ブレイド


 はっきりいって、これは実用的で素晴らしいです。益田さんの作品って「WOW」に代表されるように、とんでもなく素晴らしいものもある反面、どうしても実用性に欠ける面も否めなかったんですよね。アイデアはおもしろいけれども、実演しようとは思わないという商品が結構ありました。そのため、しばらく買っていなかったのですが、これは実用的で大変素晴らしいマジックです。まさかこんな仕掛けになっているとは思わなかったです。
 
 消耗品でもなく、半永久的にできます。もしマジックを初めて間もない方なら、文句なしお薦めです。ほとんど練習なしで演じることが可能ですし、一生もののマジックになります。いやはや本当に賢い、よくこんな原理を思いつくなと感心しました。
 
 やはりお札を使うマジックって盛り上がるのですが、このお客さんの紙幣を切ってしまうというのは、スリリングでお客さんとのやりとりも十分楽しめる傑作マジックですね。角度にも強くて、持ち運びも楽ちん。そしてなにより「カッター」という日用品を使用しますので、マジック臭さや、道具の怪しさを感じさせないのも魅力的です。なんでもっと早く購入しなかったのだろうと、深く後悔した商品です。価格も手ごろですし、即戦力をお探しの方にも、自信を持ってお薦めできます。

表裏一体
感心する面もあるがもう一歩
星

表裏一体


 このマジックは二つの要素から成り立っていて、二つ目の「表」と「裏」を選ぶ部分は本当にどちらを選んでもらっても全く問題なく、この原理に感心します。本当に頭がいいなと。
 
 ですが前半部分のエキボックはどうにも馴染みません。もちろんこれで通用する人がいるのもわかります。ゆうきさんの演技を見たことがありますから、不思議に見える部分もある、というのも分かるんです。でも勘のいい人なら、それは自由に選んだって言えるのって感じるのではないかと。

 正直に言うと、この「表」と「裏」を選ぶ部分だけ何回もやったほうが面白いんじゃないかと思うほどです。(もちろんギミックを多数用意しないといけませんが)

 身近なものを使用して、おもしろい面もあるのですが、何かあともう一工夫あればという気がします。

ソーテッド・アフェア
究極のオイルアンドウォーター
星

ソーテッド・アフェア


 これほどフェアなオイルアンドウェーターはないと思います。私はパケットの部分だけ必ず財布に入れて、「なにかやって」とリクエストがかかった時に、備えています。また実演回数も一番多いです。
 
 特に3段目はお客さん自身にカードを置いてもらいますので、手渡しが可能なのが本当にすごいところです。段々と不可能設定が高まっていき、繰り返し演じられるのが大変ありがたいです。いつもやる時は3回で終わらせていますが、極端な話10回やってもばれないのではないかと思います。

 このマジックは二つの仕掛けがしてあり、どちらもマジシャンにはおなじみのものなのですが、前半部分だけであれば、ひとつ仕掛けがあれば十分です。かえって二つ目の仕掛けが邪魔になるので、自分でノーマルトランプから自作したほうがいいでしょう。またそれにより手渡しの部分がまったくストレスフリーになります。
 ちなみに自作するには、フレンチドロップで販売しているあるものを使えば簡単に、うまく仕掛けが完成します。またこのほうがトリックカードが一枚で済むので、本番のマジックが楽です。
 
 最大の欠点としては、これを演じてしまうと他のオイルアンドウォーターを演じたくなくなってしまうことです。それほど素晴らしいマジックです。仕掛けが分かっていても、よく考えないと自分でも不思議に感じる秀作です。星5個ではまったく足りないくらい素晴らしいものです。


 みなさんが評価されているとおり、本当に素晴らしい商品だと思います。これまでの「トランプの友」や「ワイズーワークス」に発表されているものもありますが、いい作品が多いです。音楽CDで言えば、そのアーティストのベスト版のようなものでしょうか、名作が揃い踏みしている感じです。

 また全ての作品がDVDで演じられているのも、本当に素晴らしいですね。ボリュームがありますので、これだけで十分楽しめます。映像でマジックの良さを確認してから、書籍で方法論を読めるのが素晴らしいです。やはりマジックは、現象をまず自分の目で確認して不思議さを体感する必要があります。書籍の最大の欠点は、最初にネタを知ってしまうと、そのマジックの不思議さを認識できなくなってしまうからです。その意味でも、今後出版される本は、このクオリティーを保つのは至難としても、映像を必ず添付して欲しいです。(多少値段が上がってもやむをえないので)

 内容はクラシックで、ギミック使用していないので、現代マジックの派手さに欠けるところはありますが、レギュラートランプでここまでやることが出来るのかと、感心します。特に「ワイルドワイフ」と「エコサンド」は秀逸でおもしろいです。またピュアエーセスも難しいながら、挑戦してみようかと思わせる作品です。

 マジックの量・質とも文句ありません。ぜひ買ってゆうきワールドを存分に楽しんでもらいたいと思います。

ワイズワークス 6巻
P&Cとスーパー・マイナー・トライアンフ
星

ワイズワークス 6巻


★マネーゲーム・ルーティン
悪くはないですが、私はどうしても最初のマジシャンズチョイスの部分が好きではないです。ただこのテンヨーの道具は持っていないのですが、どうなっているのか不思議に感じました。


★E-Z ビル・チェンジ
ビルチェンジは、いろいろありますが、相当簡単にできる部類のトリックです。最近ではリチャードサンダースが、かなり派手なトリックを発表していますから、これを自分の演技に組み込むかどうかは個人的な尺度によると思います。ただ、こういうやり方もあるのかと、感じました。


★スーパー・マイナー・トライアンフ
派手さはないのですが、完全な即席ですし簡単ですし、この中で2番目にいいトリックだと思いました。特に3段目も部分が本当に優れていると思います。うまくいけばなんでそうなるのか絶対に見破れませんから。「なんかやって」といわれたときに重宝しそうなマジックです。


★P&C
これが一番いいトリックですね。最初のカードのセレクションについては、工夫の余地があると思いますが、それ以外は完璧です。使う技法もエルムズレイカウントだけですし、予言と変化の現象がうまく組み合わさっていると関心しました。P&Cってなんのことなんだろうと思っていましたが、「プリディクション」と「チェンジ」の略だったんですね。


★チャイニーズ・コインセプト
私はコインマジックはほとんど演じないので、これはどうなんでしょうか。いい手順なのかはよく分かりません。


★オセロ
実用的ですけれども、この手のマジックは多くの優れた手順が発表されていますから、自分の知っている手順に比べると・・・って感じですね。悪くはないと思いますが。


★ダイアログ・イン・ザ・ダーク
現象が地味なことと、不思議さが弱い点から、自分は演じたいとは思わないですね。もう一工夫何かを加えれば、見違えるようなマジックになるのかと思いますが、これ単体ではちょっと・・・


★おまけ(演技のみ)
「仲間はずれ」、「ジャンケンマスター」、「プレいディクション」はどれもおもしろく、優秀な作品だと思います。こういうおまけがついてくるのも、このシリーズの魅力だと思います。


 全体的に「P&C」と「スーパー・マイナー・トライアンフ」はぜひ知っておきたいトリックだと思います。しかし他のトリックに関しては評価が人によって分かれるのではないでしょうか。

 レパートリーは増えると思いますし、買って損はないと思いますが、ワイズワークスの「7」や「2」に比べると若干落ちると思います。ゆうきさんと言えども、全部がいいトリックを発表することは出来ないでしょうからね。

ワイズワークス 7
シリーズ最高傑作
星

ワイズワークス 7


★ロープ・スルー・ボディ
これは不思議でおもしろいです。ロープマジックに興味がない人でも、レパートリーに入れてみようかと思います。解説を見た後でも、通り抜けたように見えます。現象も4段階ありますし、時間も持ち、大変素晴らしいです。

★2 Fly II
このテーマは、個人的にはまったく好きではないのですが、これは不思議に見えました。解説を聞くとすごくシンプルなんですが、会場のお客さんの反応もよく、コイン好きなら、レパートリーに入るのではないでしょうか。

★フラッシュ・エーセス
「フラッシュ・バック」が大変素晴らしいトリックだけに、それと比べると見劣りします。つまり即席に出来る代わりに、最後の一番おいしい部分がなくなってしまった感じです。しかし原案が素晴らしいだけであって、単体でこのマジックを考えてみると、ツイストとラストトリックが無理なく組み込まれていて、素敵なマジックだと思います。

★遺漏
意外性のある「オイルアンドウォーター」でおもしろいと思います。本編は三段階でやっていますが、個人的には最初の一段は無いほうがいいと思います。技法的にも難しいところがなく、混ざる部分と分かれる部分が奇麗にマッチしている傑作だと思います。


★パーフェクト・カップル
マジックを知っている人が見ても、不思議に感じると思います。セルフワーキングなのに何でそうなるんだろう、と思ってみていました。また会場の人も不思議がっていたので、みんなそう感じるんだなと思いました。手順だけ覚えればすぐに演じる事が出来ますし、関心しました。

★なかよし
鮮やかです。少し練習は必要ですが、非常に効果的なトリックだと思います。一瞬で混ざるだけでなく、ペアになっているのも優れていると思います。

★ロイヤル・ナビ
これも優れた原理です。ゆうきさんは古くからある原理だと解説してましたが、これを見たのは初めてだったので、とても新鮮に感じました。またマジックを見た時に、これでどうやって当てるんだろうと思い、まったくタネが分かりませんでした。少し準備はいりますが、大人数を相手にカード当てをやるなら、候補に入るマジックです。こういうシンプルなマジックでも、タネが分からないとおもしろいなと感じました。


★クワトロ ゆうきバージョン(演技のみ)
相変わらず上手い手順だなと感心しました。とてもおもしろく無理のない構成です。演技だけですが、楽しめました。


 全体的にマニアが見ても不思議な作品も多くあり、鑑賞しているだけで、十分楽しめました。またレパートリーに入るものも、多数あります。私は少なくとも4作品はレパートリーに入れたいなと思いました。ゆうきさんはかなりの作品をリリースされてますから、今までの作品を知っている人が見ても、楽しめるように構成してくれた感じです。またこの人の引き出しの広さには本当に関心します。
 
 楽しめるし、自分のマジックの幅も広がるし文句なしにお薦めできます。まったく準備不要な作品が多く解説されているものありがたいです。カードマジックが多かったこともありますが、今までのワイズワークスの中でも傑作です。

サイズサプライズ
マジシャンのキャラによる
星

サイズサプライズ


 多くの有名マジシャンが使用していることから、優秀なマジックであるのでしょう。ただこれはマジックの好みや、演じるスタイルによると思います。

 私は演じる気がしません。同様の現象なら「デミニッシングリターンズ」やトランプの箱が小さくなるマジックを演じたいです。正統派のカーディシャンとして演じたい人なら、こういう人はけっこういらっしゃるのではないでしょうか

 私はフレンチドロップのマスターと、バーノンズバーのマスターが演じているのを見たのですが、その時のお客さんの反応が「あれっ」って感じでそんなに受けている印象もなかったんですよね。だから自分としてはあまり好感をもっていないところがあります。

 ですがこれをやって受ける人とか、こういう笑いでショーを構成する人なら重宝するマジックだと思います。だから自分の演技スタイルをよく考えて使うかどうか決めればいいのではないでしょうか。

ビー・ウェーブ
極上のメンタルマジック
星

ビー・ウェーブ


 この作品は完璧だと思いますね。確かにマジシャンズチョイスを用いて最初の「赤」と「黒」を指定させます。しかし「クイーン」ということを強調することと、選ばせる相手を女性にすれば、私の経験上、7割以上「赤」と答えさせることが可能だと思います。また「黒」と言われても、カードの選び方に一貫性があるので、さほど違和感もないと思います。(ひどいマジシャンズチョイスを使用しているマジックは、結構ありますからね)

 またもしこのマジシャンズチョイスの部分に抵抗を感じるなら、最後のブランクになるクライマックスを削って完全なフリーチョイスにするやり方もあります。(余分にギミックカードが必要になりますが)

 商品紹介のとおり、極上のメンタルマジックです。私は末永く愛用している作品です。簡単で、持ち運びも楽で、準備も不要。しかも強烈なオチがついていて、お客さんの反応も素晴らしい。レパートリーに入れてなければ、是非購入して、このマジックの虜になって欲しいと思います。

ビヨンドESP2
コストパフォーマンスに優れている
星

ビヨンドESP2


 このマーキングは、大変巧妙でマークドデックといわれても、分からないと思います。模様がないので、私も買ってから捜してみましたが、どこで判別するのか分かりませんでした。そのため単純に透視の演技だけでも、驚かれたことがあります。

 ただその分若干演者自身も、読み取りにくいという欠点はあります。特に「○」「+」「波」あたりは気をつかいます。十分練習していないと、読み間違って大変な目に遭います。

 手順もめちゃくちゃ優れているものはないですが、十分実用に耐えるものばかりだと思います。またボリュームがあるので、楽しめると思います。どれかひとつESPデックを購入するなら、お薦めできます。


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