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メルマガコーナー

フレンチドロップ 「週刊スペルバウンド 730号」 (2022.01.07 up)

フレンチドロップの竹本です。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年はツイッター担当者が、『フー・インサイド』に驚きすぎて、新年の挨拶そっちのけで『フー・インサイド』を紹介するというところから幕が開けました。

『フー・インサイド』は昨年、考案者の谷さんがフレンチドロップで直々に実演してくださいました。
スタッフみんなで見せてもらいました。一番の見せ場は南京錠の貫通です。
南京錠を右手に、空の瓶を左手に持ちます。瓶は透明なので、空なのが見えています。
右手の南京錠を瓶の底に打ち付けると、貫通して中に入ってしまうのです。まさかのノーカバー。そのまま相手に手渡せます。

生で見せられて驚きました。
心底驚いたときは大きめのリアクションでいけと言われているので、うえええぇぇぇー?! といこうとしたら、他の2人が極めてノーリアクションで冷静だったので、ここビビるとこちゃうん? と思いつつ自重しました。谷さん、本当はすごく驚いていましたよ。私。

みなさんにもこの衝撃をぜひ味わって欲しいです。
ご購入いただいた方は谷さんのフルの演技が見れるようになっています。
これは買って後悔しないことをお約束できます。これでがっかりされたら、販売できるものありません。

お次はJONIOの『フォー・エーセス・トゥ・ポケット』です。
これはJONIOが庄野に実演しているところを影から覗いていました。
それ、面白い。販売させてとなっている横で自分は思わず吹き出してしまいました。
すごいを通り越して凄まじいですよこれ。
誰ができんねんと思いつつも、確かにすごくすごく興味深い構造になっています。
スペインのピポやマリオ・ロペスが触発されてマイバージョンを作ったそうですが、それも納得です。

今週は技巧派と頭脳派、国内マジシャンの最高峰をご紹介できて嬉しい限りです。

新商品のご案内

■日用品『フー・インサイド』 by 谷 英樹


すこぶる良い商品が来ると感想をメルマガ冒頭で書きたくなり、ここで何を書くか困るパターン
がちょこちょこあります。今回がそれです。いま私すごく困っています。とは言え書くのですが。

『フー・インサイド』のギミックは、少量とは言え、販売にのせられる量を作るとなるとそれなりに時間がかかります。
工程がいくつかあり、各工程を最短で済ませるための匠の工夫があります。

効率の鬼、庄野が発明したトヨタも驚きの無駄のないシステムが、短期間での商品化を実現しております。

ギミックを手にされた方はそんなところどうでも良いかも知れませんが、
ギミック製作用に作られた『フー・インサイド』を作るためだけの世界に1つしかないスペシャル道具の話なども面白いので、
許可がおりればご紹介させてもらいます。でもまずは『フー・インサイド』を買っておいてください。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=6479

■ダウンロード動画『フォー・エーセス・トゥ・ポケット』 by JONIO


JONIO先生の仕事もお世辞抜きで見事です。
フレンチドロップで撮影だったので私も同席しましたが、やることがほとんどありません。

JONIO:「ここは近くで撮るので、スイッチ切り替えてください」
私:「はい、先生」
JONIO:「ここは引きでいきましょうか。スイッチ切り替え……」
私:「はい、先生」

こんな感じで、撮影中はぼーっと眺めているうちにすぐに終わってしまいました。
これだけテクニカルな手順だと撮影もそれなりに時間がかかると思っていましたが、すぐに終わってしまい驚きしかありません。
今まで撮影したマジシャンで一番早く終了しましたね。どんなけ練習してんねん。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=6484

放課後フレンチドロップ

営業終了後、ほっと一息つき、良い悪い関係なく好きな練習だけをやる。
形になったらお披露目してみる。
それが放課後フレンチドロップのコンセプトです。
…………………………………………………………………………………………………………

10年以上前の話です。
まだ『サイドワインダー』のDVDが出ていなかったとき、ご本人の実演映像だけがYOUTUBE上で見られるという時代がありました。
それを知らずに似たようなコンセプトで、劣化版テクニックを磨きに磨き抜いていたのがこの私です。

こういう系の技法はすべてそうですが、トップコントロールの発想としては原始的だと思います。
ただあーしたものを、そーするだけですから。トップコントロールしたいと思い、最初に思いつくことを力技で実現した感じがします。

せめて、あーしたものをそーするだけではなく、あーしてから、そーして、あーしたいということで考えたものがあります。
それは『サイドワインダー』からつなげると流れが良いのです。
発想としてはチェリー・コントロール(YOUTUBEにたくさん動画があります)に似ています。

それを今から見て欲しかったのですが、いざ撮影し終わり、あらためて『サイドワインダー』の映像と見比べてみると、
恥ずかしすぎて出せなくなりました。本当に上手すぎます。
という訳で、『サイドワインダー』は独学でやったら変な癖ついてあとあと困るよ。
ちゃんと本家のDVDで学ぼうね。

■『サイドワインダー』
https://www.frenchdrop.com/detail?id=2909


代わりに、ティルトを知っている人に対してやるティルトをご紹介します。
マジシャンからいただいたお世辞や評価をまとめると、一瞬おもしろいけど、まぁいらんというところだと思います。
自分もそれに賛成です。最初はシングルカードです。ダブルリフトじゃないですからね。

■『イリュージョン・ティルト』
https://www.frenchdrop.com/special/?page=IllusionTilt


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