大ヒットシリーズ、マインド・ミステリーズの後を継ぎ、メンタル・マジックをさらなる高みに引きげるため第2シリーズが制作されました。 伝統的なメンタル・マジックの限界を超え、リチャード・オスタリンドが到達した高みを示します。
ライブで展開されるパフォーマンスの後で、ジム・システィを交えてすべてのマジックを詳細に解説します。 各マジックは「セット」という分類でくくられていますが、この「セット」はこれだけで1つのミニ・ショーとして演じられるように、起承転結を考えて構成されたもの。前シリーズを楽しんだ人ならば、この内容にさらに驚くこと間違いなし!
今回はマジックらしいプロットの手順がいくつか収録されています。しかしリチャード・オスタリンドが演じると、クラシックなプロットもメンタリストらしい不思議さを帯びます。よく見る現象だけれど、タネが全くわからない。マジシャンがそう思ってしまう巧妙さです。
他のマジシャンからも高く評価された数々の有名手順に加え、初公開のマジックまで解説! ライブ収録で観客の本物の反応を見てその威力を感じてください。解説はおなじみジム・システィとの対談形式なので、より多面的に奥深い内容を学ぶことができます。
- ウルトラボード
- 仕掛けのないボードを使用して行えるように工夫された、クラシック・メンタルの決定版。
- スプーン・ベンド
- まったく新しい、仕掛けのないスプーンの曲げ方。先を持っているだけなのに、みるみる曲がっていきます。スプーン曲げを次のステップへと進めた新メソッド!
- カトラリー・スプレー
- 3本のフォークが、演者の意のままに曲がる!演者の手から放たれたパワーで曲がっているように見えます。
- ベリー・モダン・マインドリーダー
- 紙片と封筒を使って行う読心術。この演技だけでも絶大な反応を観客から引き出すことができます。
- デジタル・フィードバック
- 計算機を使用したマジックの最高峰! 演技の中で観客に驚いてもらうポイントが多くあり、最後にはずっと記憶に残る現象となるマジック!
- インサイド・ザ・フォールド
- リチャード・オスタリンドが最も大切にしていた秘密の一つ。観客に数字を1つ言ってもらいます。演者が初めから持っていた四つ折りの紙を観客に渡して開いてもらうと、まさにその数字が書かれています。恐ろしくシンプルで不思議さが際だつ傑作!
- ステンレス・スチール・ブラインドフォールド
- メンタル・マジックのクラシックを現代的な形に昇華! 絶対に目が見えていない状況で、様々なことを当てていきます。
- ペノメノナリー(サイキック・コントロール)
- ボトルの上に置いたペンが、マジシャンの意のままに動く! 止まったり逆回転したり、思いのままにコントロールできます。
- ストッピング・ウォッチ
- 観客の腕時計を止め、時刻を変える実践的なメソッドを完全解説。様々なタイプの腕時計の違った挙動に対処する方法も解説!
- コンパス・エフェクト
- コンパスの針を自在に動かす!
- ホテル・キー・クラッシュ(解説のみ)
- ホテルのカードキーに念を送りデータを消去してしまうマジック。これをいかに観客の印象に残る強烈な現象にするか、その演出の秘密も公開!
- ミラクル・フライング・カード
- 大人数の観客にも演技できる、クラシック・マジックのオスタリンド版。実演を見れば、なぜこれが「最も優れたスタンダップで行うカードマジック」の1つと呼ばれるか分かります。
- スピリット・ライティング・オン・カード
- 今までに無かった現象! まったく仕掛けのない両面が白のインデックス・カードを使います。中から1枚選んでもらい、好きな図形を言ってもらいます。カードをライターであぶると、コゲの中にその図形が描かれています! 手順の他にも、ライターの炎をコントロールする方法も解説。
- マルチプル・キー・ベンディング
- 観客から借りた複数のカギを曲げてしまう手順! カギを観客に握ってもらいますが、手の中で曲がっていくのを感じてもらうことができます。ステージで行うのに最適なキー・ベンディング!
- クリップ・ライン・デラックス
- この手順を見れば、オスタリンドの考え方がいかに独創的かが分かります。原案を知っているマジシャンでも引っかかってしまう不可能性を持っています。
- アメイジング・メモリー・デモンストレーション
- このDVDの中で最も学ぶ価値のある手順かも知れません。マジックの演技としても一級のものですが、それ以上に人生を変える方法を学ぶことができます。
- ステノESP
- ステノ・パッドだけで行える、メンタル・エピック系の現象! 簡単で、演じて楽しいだけでなく、オスタリンドがどのように発想を逆転させるかを学ぶこともできます。
- アウト・オブ・ハンド
- 長い間秘密にされてきたマジックです。リチャード・オスタリンドの「チャレンジ・マジック」で公開されるやいなや、世界中に広まりました。数ある6カード・リピートの中でも出色の手順です!
- インダストリアル・ストレングス・リンク
- コート・ハンガーから取った大きな工業用バネを貫通させたり外したりします。観客に道具をそのまま渡しますが、つなげることはできません。観客は繋いだ状態をはずすこともできませんが、おまじないとともに観客の手の中で外れる様は、最高の不可能性を提示します。
- コイン・スナッチ
- クラシックな手順にオスタリンド流の工夫を加え、「世界一テクニシャン」なイメージを作り出せるマジック。
- オリジナル・インサイド・アウト
- 初公開のマジック。折りたたまれたカードを振るだけで、一瞬で表と裏が入れ替わる! クリップでカードを留めても演じることができ、最後は手渡しも可能!
- クエスチョン & アンサー・アクト
- 抱えている問題を当てるだけでなく、それに次々と答えていきます。 マジックの現象に+アルファを加えることでエンターティメント性と意味を持たせた傑作。
- テスト・コンディションII
- シリーズの2巻で演じた「チャレンジ・マインド・リーディング」にさらに不可能性を加えた、マニアのカーディシャンをも騙せてしまう最高に不思議なカード当て。由に引いてもらい、自由に戻してもらい、観客自身にシャフルさせますが、それでも見事に当ててしまいます。
- トリビュート・トゥ・ターベル
- 観客に自由なカードを1枚覚えてもらいます。マジシャンがファンにしたデックの上に、別の観客の指を当ててもらうと…それがなんと覚えてもらったカード!
- サイコロジカル・インポッシビリティ
- 自由に覚えてもらったカードが広げたデックから消え、事前にあらためたマジシャンのポケットから出てくる…。スタンダードな現象に工夫を加えた、シンプルかつ強烈なカード当て。
- マッチブック・プレディクション
- 引いたカードが紙マッチに予言されている、これを2度続けて演じてしまいます。シカゴ・オープナー現象を紙マッチで行うことで、まったく別のマジックにしてしまいました。
- ESPスタック
- ESPを独自の法則でスタックにすることで、超能力研究で行われる透視テストを完全に再現。
- オスタリンド・デザイン・デュプリケーション・システム
- ESPスタックで行った透視テストを、観客が描いた複雑な絵で行う手順。マジシャンの見えない場所で描いてもらったものと同じ絵を、見事にスケッチブックに描き上げてしまいます。
- アッシュ・オン・ザ・ハンド
- 「腕に灰をつけることで当てるカード当て」を、観客が思い浮かべた人物のイニシャルで行います。
- ペン・パドル・ムーブ
- オスタリンドがトレードショーで必ず演じる、代名詞的なマジック。ペンに書かれた文字が繰り返し消えたり、出たり。「なんだ、アレか」と思われた人、演技を見てみください。これにはうならされます!
- ダッズ・フェバレット
- 観客がカットして4つに分けたパケットのトップが、全てエース!オスタリンドが子供の頃、父親から教わったマジックですが今見てもまったく古びない不思議さです。
- ホーンテッド・キー
- カギが独りでに動く古典の現象。しかしオスタリンドの方法なら、マジシャンはまったく動くことなくカギが動き出します!
- ソリッド・ゴースト
- 折りたたんだハンカチの中にいる「おばけ」が動き出す…。「おばけ」は消える直前まで観客自身に触って確認してもらうことができます。よくある道具ですが、オスタリンドはこれをショーのクライマックスとして行います。どのようにしてあの道具を一級のマジックに仕立て上げるのか!?