
前にも、観客がマジックに集中できない要素、“ノイズ”について話しました。例えば、演者がその場に不釣り合いな服装をしていて、何故だろうと思ったり、ファイヤー・トーチで不慣れなジャグリングをし、非常口はどこか確認したくなるといったことが挙げられます。秋は発表会のシーズンなので色々とステージ・マジックを見に行きますが、最近、よく見かけるようになったのが、小さなテーブルに落ちそうになるくらい沢山の物を置き、おまけにテーブルの脚がグラグラしていることです。もっと大きな、4つ脚の安定したものを使えと言いたいのですが(ミカメクラフトの故三瓶氏は三つ脚が嫌いでした)、何故、増えたのか疑問に思っていたところ、原因が分かりました。最近、あちこちで売られている安価なテーブルのせいです。数千円で軽量なので、発表会の会場まで重いテーブルを持っていくのが面倒な人たちは、軽い方を選んでしまうわけです。テーブルが倒れそうだとそっちが気になり、マジックに集中できません。上手くできないことの半分は、道具によるものでしょう。年に1回の発表会なのですから、もうちょっとちゃんとしたものを購入してはいかがですか?
原題:The Mentalist(Red Badge)
監督:Eric Laneuville
放送:2009年10月8日(アメリカ)
第1シーズンの終わりで、犯人だったハーディー保安官に撃たれそうになったリズボンはCBIの規則に従い、医師のカウンセリングを受けていました。そんな時、射殺死体が路地で発見され、それがリズボンが以前に逮捕した幼女レイプ犯で、6年服役後に出所した男であることが判明します。4分、ジェーンは、リズボンが伏せた4個のカップのどこに$20札を入れたかを当てます。