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ワン・ディグリー

商品画像
ジャンル 書籍 / カード
メーカー名 東京堂出版
マジシャン名 ジョン・ガスタフェロー
富山 達也
価格 ¥ 3,740
難易度 星
紹介ツール

アメリカでブック・オブ・ザ・イヤー2010に輝いた名著が日本語になりました。

ワン・ディグリー、つまり1℃です。わずか1℃の違いでも、融点や沸点をまたぐ場合、物質の状態は変わります。1℃違いが大違いというわけです。本書はカードマジック改案作品集ですが、客受けを一変させるためのちょっとした工夫が詰まっています。

非常にコマーシャルなマジックが学べます。それもそのはず、著者のガスタフェローは本業が広告屋、良く見せるプロなのです。観客がすばらしいと感じるマジックがすばらしいマジックです。観客にとってどういう体験になるのか。その目線で彼はエフェクトないしプレゼンテーションを作り上げます。

演じやすいのも魅力です。やたらに難しくするような改案はなく、むしろ簡易化指向です。標準技法だけで演じられ、リスキーな手は使いません。

最高の本に選ばれるのも納得の内容。すてきなカードマジックで観客を沸かせてください。


※下記のトリックは解説されておりませんが、参考までにご覧ください。コマーシャルさは感じて頂けると思います。

Truth in Advertising
1枚引いてもらってからデックの表を見るとすべてブランクフェイスです。観客の選んだカードだけが普通のカード。それをデックに戻しデックを裏向きに広げると色違いが1枚あり、それがさっき観客が引いたカードです。デックを見直すとすべてレギュラーカードに戻っており、色違いのフェイスがブランクになっています。
Either Or
何でもない質問でイエス・ノーで応えてもらい、最終観客のカードを当てます。これ自体楽しいマジックですが、その裏で次のマジックのセットアップができるというのが真の目的です。
Palm Reader Plus
4枚のエースがすべて選ばれたカードと同スートのエースに変わり、次に4枚が選ばれたカードと同じ数字のフォーオブアカインドに変わります。
Intro-Verted
4人にそれぞれカードを選んでもらい、それを次々とビジュアルに出現させていきます。MAGIC誌のTalk about Tricksコーナーで2009年度トップ10に選ばれた傑作。
Mr.E. Takes a Stroll
謎のカードを1枚観客の手に置いてからデックから1枚選んでもらいます。次に黒のエースを1枚2枚と出現させ、観客の手に置きます。続けて赤のエースを出現させると言いますが、出てくるのは黒のエースです。さっき手に置いたのが赤のエースになっており、謎のカードが観客の選んだカードになっています。
Relay
3人にそれぞれカードを選んでもらってから、デックを広げると一人目のカードがリバースされます。それをリレーのバトンのように次の観客に渡していってもらうと、その各人の選んだカードに変わります。
Quantum Kings
4枚のキングを出現させますが、黒のキングを2枚出てきた、また黒のキングが2枚出てきます。最初に出しに2枚のキングが赤のキングになっています。4枚のキングから観客の選んだ1枚が消えてカードボックスの中から出てきます。
Impostor
4枚のダイヤの10が10のフォーオブアカインドに変わるという現象を、演出だけで非常にエンターテイニングな作品にしています。
Solo
デックを必要としないオープントラベラー。ギャフカードを1枚使いますが、完全な現象が可能となります。
Homege to Homing
フランシス・カーライルのホーミングカードのバリエーション。サトルティが張り巡らされたすばらしい手順です。。
Pocket Change
4枚の10と4枚のキングを見せて、4枚の10を観客のポケットに入れます。4枚のキングが4枚の10に変わります。ポケットを見てもらうと……。
Key Club
5枚のミニカードがキーホルダーに付けられています。5枚のうち好きな1枚を完全にフリーチョイスで選んでもらいますが、それがはっきり予言されています。
Overturened Counts
1枚ずつひっくり返して数えるフォールスカウント。エルムズレイカウントの代わりに使えます。
Biddleless
5枚のパケットの中から観客のカードが消え、デックの中ほどにひっくり返って現れます。
Duplex Change
持っている2枚が別の2枚に変わります。エクストラカードが残りません。
Bhind-the-Back Triumph
好きなカードを言ってもらってからデックを裏表バラバラに混ぜます。そのデックを観客に手渡して後ろ手で裏表をさらに混ぜてもらいます。そのデックを見ると、1枚を除きすべて裏向きになっています。裏向きのカードが観客の選んだカードです。
Ballet Stunner
裏表バラバラに混ぜたデックを広げると1枚を除きすべて裏向きになっています。裏向きのカードが観客の選んだカードです。デックをひっくり返すとバックの色が変わっています。そして、選ばれたカードのバックの色も変わります。
Lost & Found
観客のカードをネームバッジのような透明のケースに入れ、ケースごと2枚のジョーカーで挟むとケースの中のカードが消え、デックの中ほどでリバースされて現れます。その後、観客のカードはデックからケースの中に戻ります。
Intuition & Out of the Blue
エース4枚とクィーン4枚を使います。エースから好きな1枚を選んでもらってから、クィーンパケットを開くと選ばれたスートが裏返っています。それをめくると選ばれたエースです。エースパケットで裏返っている1枚が同スートのクイーンです。続けてエースの裏色が次々と変わってていきます。
Vino Aces
ワイングラス4つ使って行うマクドナルドエーセス。歴史的名作がエレガントなパーラートリックになります。
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ユーザーレビュー
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さすがの出来です
星

D.D.


 あえてレビューをするまでもない言わずと知れた良著だとは思いますが、やはり良さは分かち合いたいと思い書かせていただきます。それぞれの手順は非常によく洗練されています。レギュラーカードでできる手順がそれなりに多いのも嬉しいところです。
 ただそれ以上にこの本の良さは、いかに観客と結びつくかや観客が楽しめるかという部分がしっかり説明・言及されていることだと思います。マニアが喜ぶような目新しいタネや現象こそありませんが、演者として大事なことが多く学べると感じます。


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