ジャンル | : | コインマジック / コイン・トリック |
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シチュエーション | : | クロースアップ |
現象 | : | ギャンブル |
マジシャン名 | : |
ギャリー・コスニッキー |
価格 | : | ¥ 1,800 |
難易度 | : | |
メモ | : | 日本語解説書あり |
紹介ツール | : |
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想像してみてください。空中に高くはじき上げられ、回転しているコインを。
そして、そのコインが裏・表どちらに落ちるのかを予知できる特別な能力を持っていると。
果たして、未来を予知することが出来るのでしょうか? できないにしても、コインを空中にほうり投げ、観客が望む面を自在に出す事が出来るとしたら、どうでしょう?
観客自身にコインをキャッチしてもらうことさえ可能であるとしたら・・・
この商品はその究極のテクニック、Controlled Coin Toss(以下CCT)についての科学的原理と練習方法が詳しく記述された論文です。
コイントスは千年以上も昔から様々な二者択一の場面で、決定を下す一手段として使われてきました。些細なものから、国家に関わる大規模な物まで数多くの命運を左右してきたことでしょう。
それらの場面でCCTが使用されていたかどうかは神のみぞ知るところではありますが・・・
まさか、このようなえげつないテクニックが存在するとは、恐怖すら覚えます。
いつからこのテクニックが存在したかは定かではありません。 もう既にCCTの起源は忘却の彼方に消え去ってしまっているのです。
ほんの一握りの数学者、ギャンブラー、マジシャンだけがこのテクニックの全貌を知っているのです。 そして、その秘密がついにこの論文で明かされるのです!
パラマウントとドリームワークスはどちらがアメリカでプライベート・ライアンを配給するかを、どのように決めたのでしょうか? スティーブン・スピルバーグがコインを投げたのです。スティーブン(ドリームワークス側)は裏とコールし、配給権を勝ち取りました。
TIME Magazine,April 7, 1997;Volume 149 issue 14 by Kim Masters
オンタリオの図書館員はコイントスで表を選んでいたら、14年の仕事を失っていところでした。幸いにも彼女は裏を選んだのです。信じようと信じまいと、コイントスは従業員間のいかなる年功序列の関係も無くすために、労働組合によって規約として施行されていました。
The School Library Journal,May 1,2002,Volume 48, Issue 5 by Kathy Ishizuka
アイダホのアーウィンでは、市議会選挙の結果がコイントスによって決まりました。-100年近く続く伝統です。いくつかの国、州の法律では、選挙での得票数がタイだった場合に、コイントスによって当選者を決める事になっています。
Idaho Falls Post Register,November 11,2003-“Heads or tails?- No losers in Idaho Irwin election coin toss”
アメリカンフットボールの場合、60分間のプレーで同点なら、その勝敗はブロックやタックルではなくコイントスに集約される事がしょっちゅうあります。延長戦のコイントスを制する者が試合を制するのです。2003年、コイントスで勝った25チーム中15チームが、試合でも勝利しています。
USA TODAY,March 21, 2003“Tossup whether NFL will change overtime” by Larry Weisman
このテクニックが昔から存在し、様々な場面で使われてきたかと考えるだけで、ゾッとします。
・・・使われていなかった事を祈ります。
いかなるコインでも演じられ、観客が望む面を自由自在に出す事ができる究極のテクニックCCT、決して悪用はしないでくださいね。
2者の役割分担・順位付け・権利などを決定するために、硬貨もしくは同様の材質・形状を持つものを投げて表か裏のどちらが出るかで采配を決める行為。通常、表を「heads」、裏を「tails」といい、欧米の硬貨では片側に人物の肖像画を彫りこむことが一般的だったからだといわれている。
表裏一体!