ジャンル | : | ムービー / その他 |
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シチュエーション | : | クロースアップ ストリート |
現象 | : | 消失 移動 |
メーカー名 | : | フレンチドロップ |
マジシャン名 | : |
黒瀬 信幸 |
価格 | : | ¥ 1,500 |
難易度 | : | |
メモ | : | |
紹介ツール | : |
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新品未開封のフリスクケースに借りた指輪が飛び込みます。
観客から指輪を借り、左手に握ります。後ろポケットから新品のフリスクを取り出し、指でケースを弾くと左手の指輪が消えています。フリスクのフィルムを破り、ケースを開くと中から観客の指輪が出てきます。
指輪が消え、フリスクのフィルムを開封する前に、ケースの全面を見せられます。未開封。誰もが自然にそう思います。指輪が入り込める余地が無いのは明らか。そのケースの中からたったいま借りたばかりの指輪が出てきます。これは不思議です。
指輪のバニッシュが美しいです。ギミックを疑うレベルですが不要です。コンビニでフリスクだけ手に入れてください。これに2~3分程度で済む簡単な加工を施せば、あとは指輪を借りるだけでいつでも演技可能です。
日常的に演じる場合、未開封のフリスクケースで行うのは毎回の準備が大変です。それはここぞという時だけにし、その他の場合は開封済みのフリスクで演じると良いでしょう。そうすればリセットもすぐにでき、繰り返し演じられます。
挨拶代わりに導入できるほど軽く、インパクトは強い。理想のマジックです。
こちらはダウンロード動画です。詳しくは【ムービー販売について】をお読みください。
無駄を省いて簡素な構成で成立させること。矛盾が無く軽く純粋で完璧に見えること。自然で日常であること。FLYSKを完成させるまでに意識したことです。
黒瀬 信幸
このレベルの不可能がこれほど軽快にできるとは! 眼から鱗の原理でハンドリングもうまくデザインされています。何も欠点がありません。走攻守そろった日用品マジックの最高傑作です。
ポン太・the・スミス
10年に1度あるかないか。素晴らしいコインの出現、消失。
指先に持ったカードとデックのトップカードとのスイッチです。
時間も字幕のみで9分程とあっさりしていて、理解しやすかったです。
加工は本当に簡単。
あの素材をこう使うのか!と感動しました。
しかし、セットしたまま長時間は動きずらいので、専用のホルダー的なのを考えて自作する必要がありますね。
あとこれについてはどうしようもないのですが、借りた指輪を、フリスク(しかも中に粒が入っている状態の)に入れるのは、やはり少し抵抗がありますね...
指輪のバニッシュ方法はとても賢いだけに、あまりやる機会がないのが残念。
逆に言えば、バニッシュ方法さえ知っている/確立できたら、フリスクに入るものなら何でも飛行させることが出来る(サインコイン、小さく折ったカードやお札など)ので、いろいろ考えられるなーと思いました。
最後に、加工に使う工具は無印良品の物がオススメです。
持ち手が細いので、加工がしやすいです(解説見た人にはわかるハズ)
解説動画を見るまでは『ギミック無しで成立するのだろうか?』と思っていましたが、それを成立させている考えと手順ひとつひとつすべてに納得でした。
マジックを見て楽しんでいる人の驚きはもちろん、マジックに取り組んでいる人にとっても目から鱗の解決方法で本当に素晴らしい作品です! 感謝✨✨